身体の各パーツを動かすとき、自分にはどんな動かし方の癖があるのか、フレッチャーピラティス®︎の動きを繰り返すうちに次第にわかってくるでしょう。セッションを通じてそうした理解や気づきが得られれば、身体にとっては間違いなくプラスですし、今まで抱えてきた痛みの原因にも思い至って、もしかすると痛みの緩和につながるかもしれません。
・運動不足を解消したい人
・姿勢良くなりたい人
・疲れにくい身体を手に入れたい人
・今抱えている身体の不調を何とかしたいと思っている人
・怪我をせずにスポーツやダンスなどを続けていきたいと思っている人
ぜひお待ちしています!
ジョゼフ・ピラティスと妻のクラーラから20年に渡って直接教えを受けたのがロン・フレッチャー(1921~2011年)です。私は、2007年東京、2008年シンガポール、そして2011年米国アリゾナ州ツーソンと、計3回ロン・フレッチャー先生から教えていただく機会を得ました。
「情熱や喜びや感謝の気持ちをもって動くことにアプローチしなさい。動くことが人生であり、人生が動くことだから」。まさに、この言葉の通り、ロン・フレッチャーはひとつの動きに100%の動く意志とスピリットをこめるよう、私たちに求めました。そして、集中力を欠いていたり、エネルギーを出し惜しみしたりする人をひとりでも見つけると、決して容赦せず、「もっと! もっと!」と鼓舞し続けるのでした。ピラティスはただの運動ではなく、動こうとする意志そのものであり、だから限界はないのだと、教えていただいた気がします。
呼吸することの大切さを説いたピラティスですが、ロン・フレッチャーはさらにフレッチャー・パーカッシブブレス™という音とリズムを伴う独特の呼吸法を編み出しました。この呼吸法自体が体幹のワークであり、ひとつの技術です。また、正しく立つための7つのポイント(The seven standing and centering cues)を基礎とする、フレッチャー・タオルワーク®、フレッチャー・バーワーク®、フレッチャー・フロアワーク®を創り出しました。さらに、クラーラとのワークから進展したスパインコレクターのワークには、独特のフローや動きの数の多さに魅力があります。
フレッチャーのワークには、オリジナルのピラティス・メソッドに対するオーガニックでムーブメントを基礎とした方法論が反映されており、このことがあらゆる年代のピラティス教師たちに影響を与えてきました。
神崎康子 Yasuko Kanzaki
フレッチャー・ピラティス® クオリファイド・ティーチャー
ヤムナ・フット・フィットネス・プラクティショナー
(ウェイカーズ使用)